秋と言えば、紅葉や、秋の花を見に行きたくなりますが、どのような交通手段で行くことがおおいでしょうか。
交通手段は、電車やバスの公共交通機関、自家用車など、車で移動するなど、選択しは多くありますよね。
交通手段に迷ったときの参考として、それぞれのメリット、デメリットを紹介したいと思います。
電車で移動する
電車で移動する場合のメリットと、デメリットを紹介します。
電車を利用するメリット
・移動時間が早い
遠出する場合では、新幹線や特急を利用することがあると思います。
新幹線や特急ですと、車に比べると圧倒的に早い場合が多いですよね。
単純に新幹線の時間を計算すると、東京~仙台間だと、約1.5時間、東京~新大阪間で、約3時間で到着します。
最寄りの乗り換えを考慮したとしても、時間を有効活用することができるでしょう。
ほとんどの方が、休みや時間に制限があるので、時間を有効活用したい方にお勧めです。
・時間をうまく使う計画ができる
電車の遅延を考慮しない場合は、新幹線や特急と、目的地までの在来線の時間を調べ、計画的に旅行を楽しむことができます。
また、天気や災害を除くと、新幹線は遅れることが比較的少なく、長距離で移動の際の時間のロスや変更する確率はかなり少ないです。
乗り継ぎ時間が少し空く場合は、食事をしたり、近場で少し観光したりと、有意義に時間を費やし、計画もしやすくなります。
・全員の乗車中での疲労が少ない
車で鼓動した場合でも、同乗者はあまり疲れることがないと思いますが、電車を利用すれば全員疲労を少なくし、体力を有効に活用することができるでしょう。
また、旅の中での飲酒なども、車の運転手は制限されますし、同乗者も少し遠慮がちになってしまいますが、電車であれば気兼ねなく全員飲むことができます。
電車を利用するデメリット
・運賃が高い
車の場合は、人数や車自体の燃費によっても異なってきますが、電車賃は、人数×金額ですので、多数で旅行に行ったからといって安くはなりません、
また、新幹線や、特急を利用した場合は、特急券が、少し高くなることもあります。普通乗車券のみの旅行であれば安く抑えられることもありますし、距離的に普通乗車券のみの場所であれば、比較的安く抑えられるでしょう。
しかし、新幹線や特急が圧倒的に早い場所に行く場合、普通電車のみの使用となると、時間の有効活用が難しくなり、電車利用のメリットが1つ損なわれてしまいます。
・移動中は荷物を持ち歩かなければならない
家を出発してから電車に乗るまでや、乗り換え時、旅行の為の比較的大きめのバックを持ち歩かなければなりません。特に小さいお子様がいるご家庭ですと、説明不要なほどの大掛かりな荷物となります。加えて、お子様を抱っこしなければならなくなった場合は、さらに苦労されるでしょう。
思い荷物を持ち歩くだけでも、疲れてしまうこともありますし、観光場所でコインロッカーに預けるとしても、コインロッカーまでもどる必要が出てきて、“異なった経路”で次の目的地に行くことが難しくなります。
・キャンセル時に手数料がかかる
新幹線や特急の場合、あらかじめ特急券を買っていることが多いと思いますが、旅行が急遽キャンセル、変更となった場合、キャンセルをすると、その鉄道会社の規定内の手数料を払わなければならなくなります。
新幹線の場合、予定の新幹線(指定席券の場合)の時間を変更したい場合は、発車時刻前であれば1度だけ無料で乗車する新幹線を変更できます。しかし、目的地の大きな変更(東京から東北方面の予定を東京から中部、関西方面など)の場合は一度キャンセルしなえればならない為、キャンセル手数料が発生してしまいます。
予定時刻を過ぎてしまった場合、その指定席券を利用することは可能ですが、その利用方法は、当該区間の自由席車両に乗れるという救済措置のみです。再び指定席券を買うと、持っている指定席券を捨てることとなります。
車を利用するメリット・デメリット
車を利用する場合には、どのような利点があるのでしょうか。
車を利用するメリット
・目的地を自由に選択、変更できる
車であれば、高速道路に乗ったとしても、途中で行きたい場所に行けたり、途中気になる場所がでてくれば、立ち寄ることもできますので、融通がきいて旅行をすることができます。
・多数の人数であれば1人あたりの料金は安い
電車は必ず、1人いくらの料金体系ですが、車の場合は燃料費、高速代を人数で割ることができるのでお得です。単純に比較すると、東京から仙台に行くと考えると、新幹線“はやぶさ”を利用する場合、東京~仙台で11,200円(繁忙期除く)とかかります。車の場合、ガソリン代が約4000円+高速料金が約6,000円(ETC)、合わせて10000円を人数で割ることができます。
算出は片道分ですが、往復ですと更に差は大きくなります。(ガソリンは概算です。自動車固有の燃費や運転の仕方により異なります。)
・荷物は車まで、あとは放置
放置というと聞こえは悪いですが、実際に観光中は重たい荷物を持たなくても済みます。お子様がおられる場合、その荷物のみとなり、比較的楽に行動できるでしょう。
・自分たちの空間が作れる
電車などの公共交通機関の場合、周りの利用者への配慮も必要となりますが、車の場合は、車内で自由に話すことや音楽を共有することもできます。
車を利用するデメリット
・予定をたてでも、変更する必要が生じる可能性が比較的高い
道路状況や、駐車場待ちなどにより、思い通りにプランを進行させることができないこともあります。
その為、せっかく立てた予定も変更をしなければならなくなることもあります。
・渋滞に巻き込まれる
高速道路に渋滞はつきものです。特に休日の高速道路は必ず混みます。大型連休はみなさんもニュースで聞くことも多いと思いますが、普通の土日も例外ではありません。土曜日の下り線、日曜日の上り線は必ず渋滞しています。
・運転者への負担が大きい
長距離運転は、意外と疲労がたまります。楽しみにしていた旅行での夕食も、お酒が入ると急に眠くなり、フェードアウト・・・なんてこともよくあります。私の場合は、4,5時間運転後の夕食で飲酒し、すぐ寝てしまい妻に『パパはすぐ寝る』なんてグチグチ言われることもあります。(悲しい)
運転しない人にはあまりわからないかもしれませんが、結構疲労がたまり、次の日に引きずることも多々あります。
・時間がかかる
先ほどから、なぜか東京仙台間の例を挙げることが多いので、引き続き東京仙台間で比較すると、新幹線の場合は約1時間半ですが、車の場合は休憩なし、混雑なしの状態で約4時間半から5時間と掛かります。3時間あれば行きたい場所にいけますよね。それほどの時間差は生まれます。
(法定速度は守りましょう)
電車、車どっちで移動する?まとめ
それぞれのメリットデメリットを紹介しましたが、電車のデメリットを車が補填し、その逆もしかりでした。
ご自身の優先順位を考え、選択してみてはいかがでしょうか。
例えば私の場合
予定の変更の有無の重要さ:さほど大きな問題でもなく、余裕をもって計画することが多いので、あまり重要ではない
荷物を持つ苦痛さ:小さい子供もいますし、あまり荷物を持ちたくないので、あまり持ちあるたくない
金額:そりゃ安いほうがいい
渋滞:ないことに越したことはないが、音楽を聴きながらゆっくりいくのはあまり苦痛ではない
時間:予定を詰め込んでいない場合、さほど重要ではない
疲労:妻から理解はされにくいが、特に問題ではない。
このように比較をすると、自ずと車が選択されます。
ただし、行先が500kmを超える場合は、さすがに車は疲労、時間での選択肢が逆転していきます。
それぞれのメリットデメリットを上手に選択し、移動手段を決めてください。
新幹線で行って、その新幹線の駅からレンタカー移動というのもありですよね。